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執筆者の写真池栄山法林寺

人はお亡くなりになってすぐには火葬できません

更新日:2019年11月13日




人がお亡くなりになられてから、死後24時間以上はご遺体を安置しなければならないと法律で定められています。



また、ご遺体を荼毘(だび※1)にふすために火葬場へ予約を入れなければなりません。



予約には、死亡届や火葬許可証などの手続きや、火葬場の休業日※2や混雑状況、年末年始などの状況により、通夜葬儀を2~3日できない場合もあります。



そのような待ち時間を無駄にせず、大切な人をお見送りするための「通夜」を行う時間にあてておりました。

 

※1・荼毘(だび)=仏教では、ご遺体を火葬することを「荼毘にふす」といいます。

この風習は、今から1300年以上も前のお釈迦様の時代から行われているこどです。

ちなみに、荼毘にするためには大変な木材が必要であり、当時は大金持ちしか荼毘にふせなかったと言われています。



※2・火葬場の休業日で多いのは「友引の日」です。 占いの一種である「六曜」の一つで大安や仏滅などの日の中に「友引」があります。本来は戦争を占うもので、この日にイクサをすると「引き分けになる日」だと言われています。しかし字を見ると「友人を引っ張る」とも読め、葬儀では縁起の良い日とは言えないので、この日は葬式=火葬はしない日となりました。

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