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山法林寺の歴史

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お寺の歴史のことを縁起といいます。由緒あるお寺の初代住職を開山または開基ともいいます。縁起はこの開山や開基から連綿と受け継がれたお寺の歴史を紹介するものです。

​法林寺由緒

​由緒説明

法林寺は元和元年(1615)の開創で、開山法林院日財上人と伝わっております。

この地には、暦応元年(1338)に創立された正林山妙法寺と、正栄山法光寺の両寺を合併し、文明年間(1469-88)に妙法寺の寺名を改称したとの記録もあります。
「法林寺由緒」には、延元3年(1338)浄行院日祐聖人が、当地の寺院を改宗したとあり、石碑の断片には延応2年(1240)と刻字されていることから、日蓮聖人在世当時からこの地に寺院が存在した可能性が示唆されます。

法林寺縁起

延元三年(1338)、千葉県市川市にあります中山法華経寺・第三世浄行院日祐聖人が、当地に教化の道場として正林山妙法寺の開基となります。

開山として正林院日傳上人が弘法したのが、法林寺の嚆矢と伝わります。
二世日叙上人、三世日朝上人、その弟子日正上人、日財上人の両名がおりました。

法林院日財上人は池の近くに一寺を建立し法林寺と号したとあります。

明治の頃、正林山妙法寺と正栄山法光寺を併合し現在の法林寺となったとあります。

法林寺由緒

旧記を按するに人皇九十六代後醍醐天皇の御宇延元三戌寅年中山三世日祐聖人遊化の砌當林村擧村改宗権門の一寺を本化の道場と為し正林山妙法寺と号す 寺主も亦祐尊の弟子となり正林院日傳と称し大法宣傳に勤む正平十五年庚子年十月二十寂す 二世日叙を経て三世日朝に到り弟子二人あり長を日正と称し師の後を嗣ぐ次を日財と称す當村宇池の端に一寺を建て地榮山法林寺と号す妙法寺に其後相傳す二十九世に至り明治維新の際 不受不施派再興の為めに檀家減少し遂に法林寺に併合す又法光寺を併合して以て現今に至る

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